『KITOTE』東京ショールーム
MM FACTORY(株式会社丸紀)
施工事例紹介
今回は、中井産業様の天然木と手仕事の建具『KITOTE』ブランドの東京ショールームの外観に施工されている『Ow M-FECTコーティング』をご紹介します。
目次
1. 『 KITOTE 』 東京ショールーム の施工概要
2. 外観・エントランスについて
3. 【Ow M-FECTコーティング】の特長と効果
4. 【外壁材:Ow 紀州杉】の特長
5. 中井産業様『 KITOTE 』ブランドのご紹介
6. 『 KITOTE 』 商品のお問い合わせ
7. 『 KITOTE 』 東京ショールーム のご案内
1. 《 KITOTE 東京ショールーム 》の施工概要
中井産業様のブランド「KITOTE」の東京ショールームが2025年2月に文京区内に移転し、新たにオープンされました。新しいショールームの外部から内部へとつながる通路とエントランスには、弊社オリジナルの木質外壁材「OwM-FECTコーティング」が施されています。
無垢材の美しさを引き立たせつつ、耐候性と耐久性を兼ね備えた木質外壁材により、洗練されたデザインと機能性を兼ね備えた空間が実現しました。
2. 外観・エントランスについて
「KITOTE」の東京ショールームは、お客様をお迎えするエントランスへと続くアプローチ空間が印象的。
ショールームの外壁からナチュラルな無垢材が美しく張り巡らされ、縦格子の意匠が奥行きと品格を感じさせます。天井と壁は同素材で統一され、まるで木に包まれるような静謐な印象を与えます。床面には高耐久性の木製デッキ材を採用し、実用性とデザイン性を両立しています。
3. 【Ow M-FECTコーティング】の特長と効果
『Ow M-FECTコーティング』は、木質外壁材『Ow 縦張り』を、木質外壁材用の高性能な自然素材由来の塗料『M-FECT』で仕上げた、弊社オリジナル商品です。
屋外に近い通路空間に施工されている木質外壁材『Ow』。日差しや湿気の影響を受けやすい木質外壁材の弱点を防ぐ「M-FECTコーティング」の性能により耐久性を高めつつ、自然な風合いを活かした美しい仕上がりを実現しています。
◎M-FECTコーティングの特長
・撥水性に優れたセルフクリーニング機能
・防虫 防腐 防カビ 防蟻 効果あり!
〔COLOR〕10色+クリア
・弊社にて仕上げ後に納品(現場仕上げ不要!)
Ow M-FECTコーティングの詳細はこちらでご確認いただけます。
4. 【外壁材:Ow 紀州杉】の特長
・地元和歌山産の紀州杉を使用
・バリエーションは4タイプ
(縦張り・鎧張り・ボーダー下見板・ハーフログ)
・ 防火等制限地域も対応可能
「KITOTE」の東京ショールームに施工されている『Ow 縦張り』は、和歌山県産の紀州杉を使用しています。特長は「目合いが良く、素直な木で狂いが少なく、強度・耐久性に優れている」ことから、外壁材に最適な無垢材です。
「縦張り」のデザインは、縦方向に整えられたストライプが特徴的。天然木の柔らかな表情を活かしつつ、現代的なシャープさも備えています。
Ow M-FECTコーティングの詳細はこちらでご確認いただけます。
5. 中井産業様 『 KITOTE 』ブランドのご紹介
『KITOTE』とは、中井産業株式会社が展開する障子ブランドです。
建具を通じ、この国に受け継がれてきた天然木の心地よさと、職人の技、「木と手」の感動をお届けする「KITOTE」は、天然木の木目、色合い、香り、手ざわり、それぞれに表れる個性を職人が見極め、ひとつひとつ手仕事で建具(扉・障子)をこしらえている商品です。
ブランド詳細: KITOTE公式サイト
木と手
あなたのすぐそばに、温かな木のぬくもりとほのかな森の香り。天然木で作られた障子は、暮らしの中に息づき、私たちとともに歳を重ね、味わいを増していきます。和歌山は、豊富な森林資源に恵まれており、古くは「木の国」とも呼ばれ、天然木は暮らしの中で身近な存在として親しまれています。木目、色合い、香り、手ざわりといった木材の個性を職人が見極め、ひとつひとつ心を込めてこしらえます。「KITOTE」は障子を通じ、この国に受け継がれてきた天然木の心地よさと、積み重ねてきた職人の熟練の技、「木と手」の感動をみなさまに、そして次の世代へとお届けします。
KITOTEの「木」
木は生き物。同じ樹種でも土壌や日照など育った環境によって、性質が異なります。材の固さ、水分量、節の入り方など、同じ物はひとつとしてありません。天然木だけが持つ、ぬくもり、手ざわり、美しい木目や節の表情。KITOTEは、障子を通じて、天然木の素晴らしさをお届けいたします。
KITOTEの「手」
受け継がれる職人の技。ひとつひとつの木の個性が、天然木の魅力のひとつです。しかしその個性は、材の扱い方によって反りなどの原因にもなり、上手く扱うには、熟練した職人の知識と技を必要とします。KITOTEは、伐採から製材、障子の組立まで、全ての工程に職人が携わっています。職人が木の性質を見極め、ひとつひとつ丁寧に仕上げることで、天然木の個性を生かした、強く美しい障子が生まれます。
KITOTEの「障子」
障子には「障:さえぎる」と「子:小さな道具」という意味があります。現代の「障子」は、木の枠に和紙を貼ったものを指しますが、古くは襖、戸、屏風、簾など空間を仕切るものの総称でした。今でも和室には、障子が多く使われていますが、和室自体の減少とともに、障子も激減し、職人の減少と技術の継承が課題となっています。KITOTEでは、古来の障子の「空間を仕切る」という役割を見つめなおし、現代の建築における、空間との一体感を追求することで、障子を暮らしの中で生きる日本の文化として残せるよう、つくり続けていきます。
KITOTEの「吊るす障子」
障子は、開口部に鴨居と敷居を取り付けることで設置できる建具です。そこに、障子設置の大きなハードルがありました。KITOTEは、障子をもっと自由に、もっと広く取り入れていただくために、障子の新しいカタチ「AIR SHOJI」をつくりました。「AIR SHOJI」は障子とワイヤーシステムの組み合わせで、今まで設置不可能だった様々な場所に設置することが可能です。
吊るすことで使用方法も広がり、パーテーションや壁面の装飾、照明として取り入れることができます。
6. 『 KITOTE 』 商品のお問い合わせ
MM FACTORY STOREでは、『KITOTE』商品をお取り扱いしております。
商品のご案内やご提案も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
『KITOTE』商品の詳細は、こちらのページにてご確認いただけます。
7. 『 KITOTE 』 東京ショールーム のご案内
KITOTE東京ショールームでは、AIRSHOJI・SHA/SHAをはじめ、伝統的なすり上げ障子なども実際にご覧いただけます。
空間設計や商業施設、ホテルなどへの導入をご検討中の方にもおすすめの施設です。お見積もりのご相談も承っております。
ショールームは予約制となっております。
KITOTEホームページ、またはお電話・メールにて、お気軽にお問い合わせください。
ショールーム情報:
〒112-0012 東京都文京区大塚3-35-2 永盛ビル1F
東京メトロ「茗荷谷駅」より徒歩5分
営業日:木・金・土(要予約)
営業時間:10:00 – 17:00
予約・お問い合わせ:
TEL:073-452-1188
MAIL:info@kitote.jp