3層クロスパネル紀州杉家具
三層のミルフィーユ構造になっている「3層クロスパネル」は、強固で荷重などの耐性が高く、伸縮や反り返りなどの曲がりにも非常に強い木材です。
《3層クロスパネル材とは?》
3層クロスパネル材は、地元和歌山産のブランド杉の『紀州杉』のうち、森を守るために必要な、森の手入れの際に発生する「間伐材」を使用して作られた建築用のパネル材です。
地元和歌山で育った紀州杉の「間伐採」を、同じ和歌山にある当社の工場まで運搬し、当社の木工職人が作り上げていますので、紀州杉の育成から商品化に至るまで、最小限のエネルギー生み出された家具=環境にやさしい家具になります。
《「間伐材」とは?》
樹木が成長して森林が混みあってくると、日光が地表まで届かなくなり、植物の成長を妨げてしまいます。そこで、森林を健全な状態に保つために、混み具合に応じて樹木を間引き、残した木の成長を促す作業が「間伐」です。
その間伐の時に伐採された木材のことを「間伐材」と呼ばれています。
《「間伐材」の利用とSDG's》
適切な間伐は植物の育成を促し、木の根がしっかりと張るため、土壌が豊かになります。
木の根が張って土壌が豊かになれば、土砂災害の抑制効果も期待できます。
これらはSDG’sにおける以下の目標達成につながると言われています。
「GOAL 6.安全な水とトイレを世界中に」
「GOAL11.住み続けられるまちづくりを」
「GOAL13.気候変動に具体的な対策を」
「GOAL15.陸の豊かさも守ろう」